簡単に毎月の出費を1万円安くする節約方法10選【一人暮らし・20代男が実践】

「簡単に毎月の出費を1万円安くする節約方法10選【一人暮らし・20代男が実践】」のアイキャッチ画像

毎月必ず発生する”固定費”を下げると、良いことがたくさんあります。

  • 好きな物が買える
  • 貯金が増えて将来への不安が少しでも解消できる
  • お金で時間を買えば自由な時間が増える

…など。つまり、固定費はなるべく下げるべきです。ただし無理のない範囲で。

今はたくさんのサービス・業者がある時代、選択肢を知らないだけで損していることが多いです。かく言う私もまだまだ試行錯誤の途中。

生活する上で必要と思っていたものが、実は案外不要だったりします。車とかお酒・タバコとか服とかテレビとか。一度断ってみないと分からないけど、中々断つことはできませんよね。

しかし、「いくら節約できるか」を計算すると、やる気が出てくるものです。

そこで今回は、私が実際に試して節約に効果的だと実感した節約術を10個紹介します。具体的な節約金額も一緒に紹介するので参考にしてみてくださいね。

簡単に毎月1万円以上を節約する方法10選

いきなりですが、10コの節約術を全てまとめました。詳細は節約方法をクリックすると、説明部分にジャンプします。

節約方法 節約金額(1ヶ月あたり)
格安SIMに乗り換える 4000円
飲み物は水道水 3000円
電力会社を変更する 500円〜1000円
税金対策を行う 約3000円〜10000円
食事の回数を減らす 3000円
飲み会は1次回で帰る 10000円〜
支払いはクレジットカードメイン 数百円〜
服は最低限しか買わない 3000円〜
家賃を下げる 数千円〜数万円
禁酒&禁煙 5000円〜1万円

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

節約方法①:格安SIMに乗り換える

定番の節約方法ですが、いまだに節約効果は絶大です。

最近は大手キャリアの回線料金で見直しが入り、昔よりは安くなりました。とはいえ格安SIMの方が断然安いです。

キャリアのメリットは回線速度の安定さ、不具合への対応、支払い方法の多さなどが挙げられますが、おそらく多くの若い人はこれらのメリットを魅力に感じないと思います。

回線はWi-Fiを使用してたり、問い合わせることも少なかったり、支払いはクレカ一択だったり…。これなら格安SIMで無駄な通信費を削減すべきです。

ちなみに私もauからワイモバイルに乗り換えました。月々4000円くらい安くなった上に、PayPayのポイント還元率が高くなるなどのメリットも享受しています。

もっと安くするなら、ポケットWi-Fiと楽天モバイルの組み合わせが最強です。

楽天モバイルの良さは最低利用期間がないので、解約金が不要でいつでも解約できる点です。SIMロックも不要なので無駄な出費なし。

月額2,980円で使えるので、安さと快適さを両立した格安SIMと言えます。

また、インターネットをガッツリ使う人はポケットWi-Fiもおすすめです。業界最安値レベルの『カシモWiMAX』なら、なんと月額1,380円〜で契約できます。楽天モバイルと組み合わせても毎月5,000円以下で通信費を抑えられるということですね。

節約方法②:飲み物は水道水

以前まで私はクリスタルガイザーを箱買いしてたのですが、ここ1年で水道水を飲むようにしました。

もちろんちゃんと浄水器を取り付け、飲める状態にした水です。これは節約にも効果的ですが、なによりペットボトルのごみを削減できるというメリットが絶大です。

ペットボトルは毎週1回しか捨てるタイミングがないので、うっかり出し忘れたら部屋にごみが溜まってしまいます。体積も大きく場所を取るため、なんとかして解消したいと思ってたところ、最強の解決策を見つけました。

それが、浄水器+大きめのペットボトルです。私は『ソラン・デ・カブラス』というペットボトルに水道水を補充して使ってます。

なぜこのペットボトルかと言うと、飲み口の大きさ的に水の補充がしやすく、自宅の小さい冷蔵庫にもジャストフィットする高さだからです。

1本500mlですが、これを1日3本くらい飲むとちょうど良い感じです。汚れるので定期的に買い替えますが、クリスタルガイザーを毎月箱買いしていた時に比べると3000円以上コストを削減できています。

クリスタルガイザー 500ml×24本 [並行輸入品]
Crystal Geyser(クリスタルガイザー)

節約方法③:電力会社を変更する

電力会社によって月々の電気代は変わってきます。私は楽天経済圏に浸かりまくってるので、楽天でんきに乗り換えました。

すると毎月数百円レベル(月によって変動するので正確な計算はできませんが)で安くなったんです。

楽天でんきがどれくらい安いかというと、この前電力会社乗り換えの営業電話が来て、

「今どちらの電力会社様をご契約されてますか?」
「楽天でんきです」
「…あ、なるほど。それならおそらく乗り換えは必要ないですね…汗」

と言われました。(笑)

おそらく乗り換えても料金が安くならないくらいの安さなので、営業の人も諦めてるんでしょうね。

楽天でんき公式サイト

節約方法④:税金対策を行う

社会人の人なら毎月そこそこの税金を支払っているかと思います。

住民税、所得税、自動車税、固定資産税…などなど。これらは昨年の所得に応じて税額が決まるのですが、経費を使うことで課税所得を減らし、支払う税金を少なくすることが可能です。

この節税はサラリーマンでも問題なく可能で、例えば”ふるさと納税”なんかが代表的な節税対策です。

私は去年、ふるさと納税で3万円分くらいの買い物をしました。実質負担は2000円なので28000円くらいはお得というわけですね。

「税金とか難しいしよく分かんないからやらない!」はとてももったいないです。誰でも恩恵を受けられる制度なので、これを機に挑戦してみましょう。

ふるさと納税サイト【さとふる】

節約方法⑤:食事の回数を減らす

食事の回数を減らすと良いことがたくさんあります。

当然食費が浮くというのもありますが、老化を防ぐ効果も期待できるんです。

なぜ老化防止効果があるのかというと、食事をすると血糖値が上がり、「糖化」を起こすのですが、これがいわゆる老化を進行させます。
(糖化とは脂質とタンパク質が結びつく反応のことで、老化を促進する『AGE』という激ヤバ物質を生成します)

具体的には、シミ・くすみといった老廃物が糖化によって生成されるので、食事回数が多くて糖化頻度が高いと、「年齢より老けて見える」人になるわけです。

もちろん食事量・食事内容・運動・食べ方など様々な要因が影響しますが、食事回数とは分かりやすい指標で老化改善に効果的です。

私は元々朝食を取らない生活習慣だったので、1日2食しか取りません。昼も食べすぎると眠くなるので、少量だけにして間食をたまに取る程度です。

毎日パン1個(100〜200円)を我慢するだけで毎月3000円以上節約でき、老化を少しだけ食い止められると考えれば、なんだか我慢できそうじゃないですか?(笑)

節約方法⑥:飲み会は二次会に行かない

私は週に1回くらい飲み会に行くのですが、これは結構大きな支出です。

飲み会費用は毎月結構かかるし、でも友達とワイワイ飲むのも楽しいし…と葛藤した結果、1次回で帰るようにしました。

これは結果的に良い節約方法になってます。なぜかというと、

  • 終電を逃してタクシー・ネカフェ泊まりの心配なし
  • 早く寝られる
  • 退屈な二次会リスクを回避

などのメリットがあるからです。

二次会がすごい楽しいときもあるんですが、たまに惰性でつまらないときもありますよね。多分あれは1次回で楽しみきってしまって、後半失速してしまった飲み会です。面白い人が帰ってしまったときにも起きがちですよね。

お世話になっている人がいる、めちゃくちゃ可愛い子がいるとかじゃない限り、飲み会は1次回で帰りましょう。(笑)

節約方法⑦:支払いはクレジットカードメイン

公共料金や食事、買い物の支払いはクレジットカードを使うようにすると、ポイントがつくのでお得です。

ポイントなんて大したことないと思うかもしれませんが、私は去年150万円くらいクレジットカードで買い物してたので、1%でも15000円のポイントをもらっているという計算になります。

ですので、現金で支払う必要がないものはクレカを使うべきです。特に公共料金はクレカ引き落としにして、交通系電子カードもクレカでチャージするなど、使えるものは積極的に使いましょう。

ちなみに私は楽天カードしか使っていません。還元率も高く、限度額も上げてもらったので満足しています。

記事が見つかりませんでした。

節約方法⑧:服はUNIQLOで最低限しか買わない

服を買うのを控えるようになってから、節約効果と着替えの時間短縮につながりました。

毎日どれを着ようか考えるのが嫌だし、クローゼットが狭いのでスペースを使いたくないなと思っていたので、持っている服の7割くらいを捨ててユニクロで最低限の服だけ買うようにしました。

…その結果、夏はTシャツ二枚だけで過ごしました(笑)

記事が見つかりませんでした。

夏は3000円くらいしか使ってないので、大幅節約です。クローゼットもすっきりしたし、服を選ぼうにも2択しかありません。

結構勇気がいる節約術ですが、おすすめです。

節約方法⑨:家賃を下げる

9個目は究極にして最大の効果を誇る節約「家賃カット」です。

支出の一番大きな部分である家賃、これを削減するのが最も効率の良い節約なので、可能であればより安い部屋に引っ越しましょう。

今の時代、リモートワークを採用する会社も少なくありません。固定費を抑えて好きなものに費やすためにも、少し郊外に引っ越してみるのもいいかもしれません。

節約方法⑩:禁酒&禁煙

飲み会どころかお酒・タバコを辞めてしまうのも一つの手です。私は一時期、毎日ビールを買って家で飲むのが寝る前の楽しみでした。

ですが、ビール1缶200円(1ヶ月6000円)という出費と、缶を捨てる手間と、毎朝の目覚めの悪さが嫌になり辞めました。それ以降、家で飲むことはほぼありません。

今はたまーに飲み会でお酒を飲む程度になり、別にお酒なしでも生きていけるなと思っています。

タバコは吸わないので分かりませんが、電子タバコのVAPEは持っています。作業中になんか気分転換というか、タバコ気分を味わうのに最適です。

タール・ニコチンなしなので依存性や悪害物質はないですし、好きなフレーバーを楽しめるのでおすすめです。タバコをやめたい人にも最適。

自分の生活の常識を疑うのが一番大事

以上が節約方法10選でした。

こういう記事を書くと、『我慢して節約するとか生きてて楽しい?』と言われそうですが、これは「人生の楽しさが何かによる」と思っています。

車が好き、お酒飲んでタバコ吸うのが毎日の楽しみ、おしゃれが趣味…。

これらはその人の趣味嗜好。それが人生の楽しさを構成する要素なら我慢すべきではありません。ただ、それらがなくても問題ないのであれば、惰性で続けてるだけの可能性があります。

一つ言えるのは、自分の中の”当たり前”を疑ってみて、常識を変えるのは意外と楽しかったりします。

私の話をすると、大学1年のときに車の免許を取り、自分の車も持っていました。車がないなんて男としてダサいし、移動も面倒だろうと思ってたんですが、免許取得後すぐに2回他の車に擦ってしまい、保険料がバカ高くなって手放しました。

今ではすっかり電車移動だし、それどころか散歩が趣味になりました。都内を歩くのは楽しい。

このように自分の常識がひっくり返って、新しい発見ができるのは楽しかったりするんです。逆にずっと変わらないものは本当に好きなことなので、人生の楽しさの一つとして変わらず続けてみてはどうでしょうか。

それが結果的に節約につながれば、きっと人生が豊かになると思います。それでは。