大学3年生になって、アルバイトを新しく始めようと思い選んだのがバーテンダーでした。
お酒を飲むのは好きだし、色んなお酒を作れるようになって、バーで楽しい時間を共有する、そんなバイト最高じゃん!と思っていた時期が僕にもありました。
バーによって全然違うとは思いますが、あくまで一つの体験談としてお読みください。
バーテンダーのアルバイト体験談
そもそもバーでバイトってあまり見かけない人もいるのではないでしょうか?
確かに僕がバイトさせて頂いたお店も社員を採用するつもりだったそうですし、居酒屋と違って多人数で店を回す必要もありません。
僕は面接の時に、『コイツ面白そうだし、まぁいっか』と店長に思ってもらい、大学生ながらも特別に、アルバイトとして採用していただきました。
初めての勤務でドキドキだったのですが、いよいよバーテンダーデビューです。(バイトだけど)
服装は黒のシャツを着てくるように、という指定があったのでタンスの奥底に眠る安っぽいシャツを取り出し、しわを伸ばして出勤しました。
ベストとネクタイ、前掛けはお店で用意してもらったのですが、これがめっちゃくちゃカッコいい!!
これはモテる!と確信し、より一層やる気が満ちあふれてきました。
バーのバイト初勤務でボロボロ
正直お酒のことあまり詳しくないけど、なんとかなるだろうと謎の自信で初勤務に臨みましたが、これがまた大変なことになるんです。
お酒の名前でオーダーされても、何のことを言ってるのかさっぱり分かりませんし、結局店長に聞くので二度手間。超絶非効率な回転っぷりです。
さらに、お酒の名前が分かっても、どこに何があるのか分からない。カウンターの後ろにたくさんのお酒が並んでいるのですが、ほとんど見たことないやつばかりです。
大学生がよく飲む系のお酒も置いているんですが、そんなの頼む人ほとんどいません。汗
なのでいっつも僕は、『コンビニのタバコみたいに番号が割り振られていれば楽なのになぁ〜』とか思ってました。
バーテンダーはトーク力命
僕が実際にバーテンダーのアルバイトをしてみて一番強く実感したのが、酒知識よりもトーク力の方が圧倒的に大事だな、ということです。
バーテンダーは常に、カウンターに座っているお客さん(複数人)と会話を続ける必要があります。
もちろんそれが楽しくてやってるんだという人が、バーテンダーになっているんだと思いますが、バイトはそこまでの覚悟を持っていないかもしれません。(少なくとも僕は)
60過ぎのお金持ちのご夫人が来店したときは、僕は完全にフリーズしました。(店長に助け舟を出してもらいました笑)
基本助けてくれるのですが、手一杯のときは1人で会話をなんとかしないと行けない大変さがあります。
ギャグの無茶ぶりを要求されて戸惑っていると、『ノリ悪っ!!』っとギャルに罵られたのもいい思い出です(許さない)。
ただ、一点だけ僕にもおじさまに通用する武器がありました。
それは、恋愛系のトークです。
おじさまは女子大生やキャバ嬢を落とすために色々頑張っていたり、女の子を口説くことばかり考えています。
そういった人にはマッチングアプリで培ってきた僕のノウハウや体験談を惜しみなく話します。下ネタにも全力対応です。
これが功を奏し、男性(下品)なお客さん担当という不名誉な役回りを委任させて頂きました。
バーのバイトを1ヶ月で辞める
やっと自分の活きる武器を発揮できたと思うのもつかの間、すぐに辞めようと決心します。
そう思うようになった一番のきっかけは、時給の低さです。
バーテンダーは夜のお仕事です。僕は家から少し遠い都市部のバーでバイトしていたので、自転車で来れない日は電車などの公共交通機関を利用してお店に向かいます。
でも、終電前に帰れるわけはなく、むしろ2〜3時が本番みたいなところもあるので、雨の日とかは1時間かけて歩いて帰宅することもありました。
なのに!!時給がほぼ最低賃金!!深夜手当とか付いてない!!付いててこの金額なら最低賃金割ってるくらいの低さです。
こういった理由で、時給と勤務内容が割に合わないと伝え、すぐに辞めました。
一ヶ月限定のバーテンダーでしたが、楽しさと辛さをきちんと味わえたので満足です。もうやらないですが、ちゃんと時給が出るならオススメのバイトです。
バーテンダーのバイトのメリット
バーで働くメリットをご紹介します。
- お酒の勉強ができる
- お酒作れるようになる
- たくさんの人に出会える
- 見た目がカッコいい、モテる
- 昼、夕方から勤務なので朝ぐっすり
僕はバイト初日からシャンパンサーベルをさせてもらい、そのシャンパンもお客さんの奢りでいただきました。
お酒の名前とかは忘れましたが、クッッソ美味かったのだけ覚えてます。
毎日のように色んなお客さんからお酒をおごってもらうので、大学生では普段飲めないような高級なお酒を飲めるのは、バーテンダーの魅力ですね。
バーテンダーバイトのデメリット
バーで働くデメリットをご紹介します。
- 夜遅くまで働くので生活が不規則
- 毎日のようにお酒を飲まないといけない
- 会話でお客さんを楽しませることが求められる
- 色んなお酒の勉強が必要
大学生がバイトするのであれば、普段あまり馴染みの無いお酒を勉強しないといけないので、最初は大変です。
あと、バイトはお酒作りよりも氷をつくったり、テーブルを拭いたりといった雑用の方がメインになるかと思います。
結構体力的にもハードなので、落ち着いた雰囲気のバーなら楽勝だろう誰かさんみたいな安易な気持ちで面接を受けては行けません。
バーテンダーバイトを探すコツ
個人的な意見ですが、バーテンダーバイトは人間関係が超重要です。
店長や同じ店のスタッフはもちろん、お客さんの性質もかなり大事な要素です。
もしバーで働こうと思っているのであれば、まずはお店に行ってみて、スタッフとお店の雰囲気をじっくりリサーチした方がいいです。
特に、客層によって自分に合うかどうかが分かりますので、高級な路線かどうかだけでも見極めておきましょう。(高級なところはかなり接客の質・技術が求められる)
自分に合ったお店であれば、バーテンダーは楽しい仕事なので、きちんと継続して勤務できますので、僕のようなことにならないことを祈っています。
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